💊 インド旅行での薬・病院について知っておきたいこと

私の経験から言うと、日本で常に使っている薬を持っていくのが一番安心です。
ちなみに私は
- 頭が痛くなるので 頭痛薬
- お腹を壊すことがあるので 整腸剤
- 海外旅行前に 風邪薬を7日分 病院でもらって持参しています。
💊 長期滞在でも安心:インドの薬局
長期で滞在する場合でも、インドには薬局がところどころにあります。
現地でも薬を購入できますが、わたしはこのように薬を購入しています:
- 日本で処方される薬の名前を 英語に翻訳 してスマホにメモ
- 薬局で「これありますか?」と聞く
- 処方方法(服用量・回数など)を 店員さんに確認して守る
💡私の経験上、薬は 3日分くらいしか売ってもらえないことが多く、なくなったらまた買いに行っています。
※パッと薬だけ渡す人もいるので、心配な時は処方方法をしっかり聞いてくださいね!
※あと日本では基本的に抗生物質は病院やクリニックで医師の診察を受けて処方箋を書いてもらわないと手に入りませんが、インドでは薬局で買えてしまいます…
💊インドでよく使われる薬と日本の対応薬

インドでの薬名 | 成分・分類 | 日本での対応薬 | 効能・用途 |
---|---|---|---|
Allegra / フェキソフェナジン (Fexofenadine) | 第二世代抗ヒスタミン | アレグラFX | 花粉症、鼻炎、じんましんなどのアレルギー症状を抑える。眠くなりにくい。 |
Azithromycin | マクロライド系抗生物質 | アジスロマイシン錠 | 細菌感染による喉の痛み、気管支炎、中耳炎などの治療に使用。短期間で効果を発揮。 |
Ibuprofen(イブプロフェン) | 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID) | イブ、ブルフェンなど | 頭痛、発熱、筋肉痛、生理痛、歯痛などの痛みをやわらげる。解熱作用もある。 |
もし1週間経っても症状が治まらなければ、病院に行くのが賢明です!!
🏥 インドでの病院受診と診察代の目安

医療機関の種類 | 診察費(1回) | 備考 |
---|---|---|
一般的なクリニック(個人開業医) | ₹200〜₹600(約360〜1,100円) | 予約不要の小規模クリニック。風邪や軽い症状に便利。 |
中規模の私立病院 | ₹500〜₹1,000(約900〜1,800円) | 設備が整っており、外国人も利用しやすい。英語で診察可能。 |
大病院(多科目病院) | ₹800〜₹2,000(約1,400〜3,600円) | 高度医療・専門診療。医師のランクで料金が変わる。 |
公立病院 | ₹0〜₹100(無料〜約180円) | 非常に安価だが、待ち時間が長い場合や清潔面・英語対応が課題のことも。 |
💳 海外保険を使う場合
クレジットカード付帯の海外旅行保険がある場合、診察費は請求すれば戻ってきます。
その際に必要な書類は以下の通りです:

書類名 | 英語名 | 内容 |
---|---|---|
領収書 | Receipt / Payment Invoice | 支払金額・支払い日・病院名・医師名が記載されているもの。原本必須。 |
診療明細書 | Medical Report / Doctor’s Certificate / Prescription | 診断内容や処方内容が書かれているもの。 |
薬のレシート | Pharmacy Bill | 薬を購入した場合に提出。 |
パスポートコピー | Passport Copy | 渡航者本人の証明。 |
搭乗券・入国スタンプ | Boarding Pass / Entry Stamp | 渡航中であることの証明として必要な場合あり。 |
💡ポイント:
- 支払い時に必ず 「Please give me a receipt for insurance claim.」 と伝える
- 英語のレシートで問題なし
- 手書きでも、**病院名のスタンプ(印)**が押されていることが重要
- 保険会社によっては、写真やPDFでオンライン提出可能
⚠️ 注意点
- 薬は必ず用法・用量を守る
- 薬局で購入する場合、店員さんが指示してくれます。わからないときは必ず確認を。
- 症状が長引く場合は病院へ
- 3日〜1週間薬を使っても改善しない場合は、自己判断せず受診してくださいね。
- 海外保険の領収書は必ずもらう
- 支払い時に「Please give me a receipt for insurance claim.」と伝えるとスムーズ。
- 海外旅行保険の条件を確認
- クレジットカード付帯保険でも、対象外の病院や薬がある場合があります。事前に確認しておくと安心。
- 体調や薬の相性は人それぞれ
- 同じ薬でも人によって合う・合わないがあります。少しでも不安がある場合は自己判断せず、必ず医師に相談してくださいね。